千葉県松戸市の歯医者テラスモール松戸 プランス歯科です。歯並びにコンプレックスがあるけど歯科矯正について「痛そう」「高そう」などのマイナスなイメージがあり、一歩踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。近年の歯科矯正にはさまざまな種類があり、見た目や費用などが異なります。
この記事では、歯科矯正の種類別にわかりやすく徹底比較していきます。
歯科矯正とは?乱れた歯並びの影響
歯科矯正とは、乱れた噛み合わせや歯並びを整えきれいにすることをいいます。噛み合わせや歯並びが悪いと、以下のような影響が考えられます。
見た目など美容的な印象が変わる
歯並びが悪いと、見た目に悪影響を及ぼします。また、噛み合わせが悪いと一方の顎の筋肉だけ発達し、顔の見た目が左右非対称になることもあります。美容的な印象を気にして歯科矯正を行う方も多いです。
虫歯や歯周病になりやすい
歯並びが悪く、歯を磨いても同じ部分だけ歯ブラシが届かなかったり、噛み合わせが悪く、同じ歯ばかり使って汚れがたまることで、虫歯や歯周病を引き起こすリスクが高まります。
口臭が起きやすい
歯並びが悪いと、口を閉じにくくなります。口が開いた状態が長く続くと、口腔内の乾燥を引き起こし、乾燥がひどくなると口臭の原因になります。
肩こりや頭痛が起きやすくなる
噛み合わせが悪いと顎周りの筋肉に負担がかかるため、血流が悪くなり、肩こりや頭痛が起きやすくなります。これらの影響を少なくするために、歯科矯正は効果的とされています。
歯科矯正のメリット
歯科矯正のメリットは、以下の3つです。
- コンプレックスが解消される
- 口腔内を衛生的に保つことができる
- しっかりと咀嚼できる
それぞれ詳しく解説していきます。
コンプレックスが解消される
歯並びによる見た目のコンプレックスがきっかけで歯科矯正を行う方が多くいます。歯科矯正は治療に時間を要しますが、だんだんときれいになる歯並びに喜びを覚える方も多いようです。
「歯並びのせいで口を開けて笑えない」「マスクを外して口元を見られるのが怖い」といった見た目のコンプレックスによる制限もなくなり、自信をもてるようになります。
口腔内を衛生的に保つことができる
歯並びによる影響がなくなり、しっかりと口を閉じていられるようになります。それにより、口腔内の乾燥を防ぎ、唾液が充満した状態を保つことができるでしょう。菌が繁殖しにくくなるため、口臭予防や虫歯予防に繋がります。
また、歯並びがいいと歯磨きの磨き残しが少なく済み、虫歯や歯周病の予防になります。
しっかりと咀嚼できる
噛み合わせがいいとしっかりと咀嚼をすることができ、食べ物の丸呑みを防ぎ、胃腸への負担が軽減されます。しっかり咀嚼することで唾液の分泌を促し、食べ物の消化吸収を助けてくれます。
歯科矯正のデメリット
歯科矯正のデメリットは、以下の4つです。
- 見た目が気になる
- 違和感や痛みが出ることがある
- 費用がかかる
- 治療に時間がかかる
それぞれ詳しく解説していきます。
見た目が気になる
歯科矯正のデメリットとしてよく挙げられるのが「見た目」が気になるという問題です。表側矯正のワイヤーは目立つため「矯正していることがバレる」という声も多いです。
最近では、見た目に影響の少ないマウスピース型の矯正装置を使うという選択もあります。
違和感や痛みが出ることがある
矯正装置を装着することによって、食べたり話したりする際に違和感が出ることがあります。また、歯に力を加えることで矯正されていくため、痛みが出ることがあります。
しかし、違和感や痛みは数日で軽快することが多いです。また、矯正装置と口腔粘膜が擦れることによって口内炎ができることもありますが、粘膜が強くなっていくことで改善されていきます。
費用がかかる
「歯科矯正=高い」というイメージから、一歩踏み出せずにいる方も多いでしょう。矯正の種類にもよりますが、費用は100,000~1,500,000円といわれています。
歯科矯正は一般的に自費診療であることが多く、費用面での負担が大きくなります。最近では、月々払いができる歯科医院も増えてきています。
治療に時間がかかる
前歯のみなど、一部を矯正する部分矯正の期間は3か月~1年程度、全体矯正の期間は1~3年程度といわれています。
なぜこれほど時間がかかるのかと疑問をもつ方もいるでしょう。歯科矯正は、骨代謝といわれる「破壊」と「代謝」を繰り返す機能に合わせて、ゆっくりと矯正する必要があります。骨代謝に合わせて治療をしないと、歯の破壊の原因となるなど、歯や歯の周囲の組織に悪影響を及ぼしてしまいます。1か月に1㎜程度しか歯を動かせませんが、焦らず計画的に治療を続けていくことが大切です。
歯科矯正の主な種類
次に、歯科矯正の種類についてわかりやすく説明していきます。近年行われることが多い3種類の矯正治療についてみていきましょう。
表側矯正(ワイヤー矯正)
表側矯正は、従来から使用されている最も一般的な歯科矯正の方法です。
歯科矯正というと表側矯正を思い浮かべる方が多いでしょう。歯の表面にブラケットとよばれる四角い装置を接着し、装置にワイヤーを通して、ワイヤーを引っ張る力によって歯を矯正します。表側矯正は、ほかの種類に比べて治療の適応範囲が広いのがメリットです。また、表側にワイヤーを装着するため、器具の間の汚れを確認しやすく、ブラッシングをしっかり行えるため口内を清潔に保てます。
しかし、歯の表側に矯正器具を装着するため、目立ちやすくなってしまうことは大きなデメリットです。近年では、ブラケットにプラスチック素材を使用したり、ワイヤーをホワイトワイヤーに変更したり、目立ちにくくすることもできます。
裏側矯正
裏側矯正は、歯の裏側に矯正装置を装着して歯並びを矯正する方法です。矯正装置が目立ちにくく、周囲にバレることなく矯正することができます。また、歯の裏側に矯正装置を装着することで装置が唾液に触れている状態になるため、唾液の殺菌作用により虫歯の予防にも繋がります。
しかし、舌側に矯正装置があるため、慣れるまで違和感をおぼえることがあります。また、裏側矯正は、表側矯正に比べて凹凸具合が複雑になりやすく、オーダーメイドで作成されるため費用が高額になりやすいというデメリットがあります。
マウスピース矯正(製品名:インビザライン)
マウスピース矯正(インビザライン)は、近年注目されるようになった透明なマウスピースを用いて歯並びを矯正する方法です。ワイヤーを使用していないため、いつでも着脱が可能であることが特徴で、歯科矯正へのハードルが低くなり、選択する人が多くなってきています。透明なマウスピースのため、目立ちにくく着脱も可能で、マウスピースを外して歯磨きをしたり食事を楽しんだりすることができます。マウスピース矯正は、痛みや違和感もほかの矯正に比べて少ないといわれており、費用も比較的安価です。
しかし、マウスピース矯正は治療の適応範囲が狭く、選択できる方が限られています。また、マウスピースは、1日20~22時間装着する必要があり、装着時間を守らないと治療効果が薄くなることがあります。
歯科矯正の種類別に比較
<歯科矯正の種類別に比較>
種類 | 表側矯正 | 裏側矯正 | マウスピース矯正 |
---|---|---|---|
見た目 | 表側に装置を装着するため目立ちやすい (ホワイトワイヤーなどで目立ちにくくすることは可能) | 裏側に装置を装着するため目立ちにくい | 透明であるため目立ちにくい |
費用 | 部分矯正:300,000~600,000円/全体矯正:600,000~1,300,000円 | 部分矯正:400,000~700,000円/全体矯正:1,000,000~1,700,000円 | 部分矯正:100,000~400,000円/全体矯正:600,000~1,000,000円 |
通院 | 1か月に1回 | 1か月に1回 | 1~3か月に1回 |
期間 | 部分矯正:2か月~1年/全体矯正:1~3年 | 部分矯正:5か月~1年/全体矯正:2~3年 | 部分矯正:2か月~1年/全体矯正:1~3年 |
歯科矯正が気になる方はぜひご相談ください
歯並びが整うと、日々の歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防にも繋がります。
歯並びが気になる方は、ぜひお気軽に千葉県松戸市にある歯医者テラスモール松戸 プランス歯科へご相談ください。
テラスモール松戸 プランス歯科では患者様の希望や予算などに合わせた、最適な方法をご提案させていただきます。
まとめ
今回は、歯科矯正の種類について比較し、解説しました。矯正の種類によって、メリット・デメリットがあることがおわかりいただけたかと思います。歯並びによって選択できる矯正の種類は異なります。歯科矯正について悩まれている方は、歯科医師に相談しましょう。
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