歯周病や歯ぎしりの原因に?ストレスと歯の健康の関係とは

「ストレス社会」といわれる現代。 仕事や人間関係、家庭の問題など、さまざまな場面でストレスを感じることがあるのではないでしょうか。そんなストレスが私たちの健康、特に歯の健康にも大きな影響を与えることをご存じですか?
ストレスが溜まると、無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをしたり、免疫力が低下して歯周病のリスクが高まったりします。このようなトラブルが進行すると、最終的に歯を失う原因にもなりかねません。本記事では、ストレスがどのように歯に影響を与えるのか、そしてそれに対する予防法や対策について詳しく解説します。

目次

・ストレスが歯の健康に与える影響とは?
・ストレスが原因で起こる口腔内のトラブル
・トラブルを防ぐ方法
・よくある質問(Q&A形式)
・まとめ

1. ストレスが歯の健康に与える影響とは?

ストレスがかかると、体だけでなくお口の中の環境にも大きな変化が生じます。その主な原因は次の3つです。

1.自律神経のバランスが乱れ、唾液の分泌が減る

ストレスを感じると、交感神経が活発になり、 唾液の分泌が減少します。唾液は 口腔内の清掃 を行い、食べかすや細菌を洗い流す働きがあります。唾液に含まれる抗菌物質や酵素が、細菌の繁殖を抑えるため、健康な口腔環境を保つために欠かせません。しかし、ストレスが続くと口の中が乾燥しやすくなり、細菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。

2.免疫力が低下し、口腔内の抵抗力が落ちる

ストレスが長期間続くと、体の免疫機能が低下しやすくなります。すると、お口の中の細菌に対する抵抗力も弱まり、炎症や感染が起こりやすくなるのです。特に歯茎は炎症を起こしやすい部分のため、注意が必要です。

3.無意識の習慣がお口の健康を悪化させる

ストレスを感じると、多くの人が歯ぎしりや食いしばりを無意識に行うようになります。また、ストレスを紛らわせるために甘いものを食べ過ぎることもあります。これらの行動が歯や歯茎へのダメージにつながることも少なくありません。

2. ストレスが原因で起こる口腔内のトラブル

ストレスによる影響は、さまざまな形でお口の中に現れます。主に次のようなトラブルが発生します。

1.歯周病の悪化

ストレスによる免疫力の低下や唾液の減少が、歯周病の悪化を引き起こします。歯茎の炎症が進みやすくなり、次のような症状が出ることがあります。

・歯茎の腫れや出血
・口の中のネバつき
・歯がグラグラする(重度の場合)

歯周病は、初期段階ではあまり自覚症状がありません。しかし、放置していると歯を支える骨が溶け、最終的には歯が抜け落ちてしまうこともあります。ストレスを感じた時には、歯茎の健康を意識してケアすることが重要です。

2.歯ぎしり・食いしばりによる歯や顎へのダメージ

ストレスが原因で、無意識のうちに歯を強く噛みしめたり、寝ている間に歯ぎしりをしたりすることがあります。一般的に、人間が食べ物を噛むときにかかる力は、自分の体重と同じ程度とされています。しかし、歯ぎしりをしている時には、無意識のうちにその力が大きくなり、場合によっては 1トンを超えることもあると言われています。これにより、次のような問題が起こります。

・歯のすり減りやヒビ割れ
・知覚過敏(冷たいものがしみる)
・顎関節症(口を開けると痛む、カクカク音がする)

歯ぎしりや食いしばりを放置すると、歯の表面が削れたり、顎の関節に負担がかかってしまいます。その結果、慢性的な痛みや食事がしにくくなる原因となります。

3.ドライマウス(口の乾燥)

ストレスによる唾液の分泌低下がドライマウス(口腔乾燥症)を引き起こすことがあります。口が乾くことで、次のような問題が起こりやすくなります。

・食べ物が飲み込みにくい
・口の中がネバネバする
・虫歯や歯周病のリスクが高まる

4.口内炎ができやすくなる

ストレスが続くと、ビタミン不足や免疫力の低下により口内炎ができやすくなります。特に頬の内側や舌、唇の裏側などに痛みを伴う白い潰瘍ができることが多いです。口内炎は、食事や会話時に痛みを伴うため、日常生活に支障をきたします。

5.口臭の悪化

ストレスが原因で唾液の分泌が減少し、細菌が繁殖しやすくなると、口臭が強くなることもあります。特に、緊張時に口が乾いて口臭を感じることが多い方は、ストレスが関係しているかもしれません。

3. ストレスによる歯のトラブルを防ぐ方法

ストレスによる歯のトラブルを予防するために、日々の生活で次のような方法を実践してみましょう。

1.リラックスする習慣を身につける

ストレスを軽減するために、リラックスできる習慣を取り入れましょう。

・深呼吸やストレッチを行う
・趣味の時間を持つ
・十分な睡眠
・適度な運動

また、寝る前にスマートフォンを見ていると交感神経が活発になり、ストレスを感じやすくなります。そのため、リラックスできる音楽を聴いたり、温かいお茶を飲んだりして、心を落ち着けることが大切です。これにより、睡眠の質も向上し、ストレスを軽減する手助けになります。

2.正しい歯のケアを心がける

ストレスが原因で口の中の環境が悪化しないよう、毎日のケアを丁寧に行いましょう。

・フッ素入りの歯磨き粉を使う
・デンタルフロスを活用する
・こまめに水を飲む(口の乾燥を防ぐ)

さらに、定期的な歯科検診を受けることも非常に大切です。歯科医院での検診では、虫歯や歯周病の早期発見が可能であり、ストレスによって引き起こされるお口の問題にも早めに対処することできます。定期的にプロのケアを受けることで、口腔内の健康を維持し、ストレスによる影響を最小限に抑えることができます。

3.歯ぎしり・食いしばり対策をする

・マウスピースを使用する
・就寝前に顎のマッサージを行う

マウスピースは、特に夜間の歯ぎしりを防ぎ、歯や顎にかかる負担を軽減します。また、食いしばりを防ぐためには、意識的に顎をリラックスさせることが大切です。

4. よくある質問(Q&A)

Q1. マウスピースは歯医者で作れますか?

A. はい、作れます。歯科医院で作成するオーダーメイドのマウスピースは、市販のものより精密にフィットするため、快適に使用することができ、効果的に歯を守ることができます。

Q2. 唾液の量を増やすにはどうしたらよいですか?

A. まずはこまめな水分補給を心がけましょう。また、ガムを噛むことで唾液腺が刺激され、唾液の分泌が促進されます。さらに鼻呼吸を意識することで口内の乾燥を防ぐことができます。

Q3. どのくらいの頻度で歯科医院に行けばよいですか?

A. 一般的には半年に1回の定期検診をおすすめします。ただし、歯ぎしりや歯周病の症状がある場合は、歯科医と相談しながら適切な頻度で受診しましょう。

5. まとめ

ストレスは歯の健康にさまざまな影響を与えます。歯ぎしりや食いしばり、免疫力の低下による歯周病の悪化など、日常生活の中で気づかないうちに歯のトラブルを引き起こすこともあります。大切なのは、ストレスを適切に管理し、正しいケアを続けることです。毎日の歯磨きや定期的な歯科検診を心がけ、お口の健康を守りましょう!
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