虫歯治療では、削った部分を補うために「詰め物(インレー)」や「被せ物(クラウン)」を入れる必要があります。詰め物は小さな虫歯に、被せ物は大きな虫歯や歯の構造が大きく失われた場合に使用されます。しかし、銀歯・レジン・セラミックなど種類が多く、どれを選べばいいのか迷う方も多いのではないでしょうか?それぞれ見た目や耐久性、費用に違いがあるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。この記事では、詰め物と被せ物の違いを含め、銀歯・レジン・セラミックの特徴やメリット・デメリットを比較し、最適な治療法を選ぶためのポイントをわかりやすく解説します。虫歯治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください!
目次
・虫歯治療で詰め物・被せ物が必要になる理由
・銀歯、レジン、セラミックの特徴と違い
・選び方のポイント
・詰め物や被せ物を長持ちさせるためには
・よくある質問(Q&A)
・まとめ
1. 虫歯治療で詰め物・被せ物が必要になる理由
1.虫歯治療の基本的な流れ
歯の表面に酸が作用して歯の硬い部分(エナメル質)を溶かすことから虫歯は始まります。その後、進行すると、エナメル質が崩れ、象牙質(歯の内部)や歯髄(神経)にまで達することがあります。これがさらに進行すると、痛みや腫れが生じ、最終的には歯の神経まで感染してしまいます。治療は、まず虫歯部分を削って取り除くことから始まります。この削った部分には細菌が残らないようにきれいに清掃し、その後の治療を進めます。
治療後、削った部分を補うために詰め物や被せ物を使います。詰め物は小さな虫歯に適用され、削った部分にしっかりとフィットさせることで歯の機能を回復させます。一方で、虫歯が進行して歯の大部分が失われてしまった場合には、被せ物が必要です。被せ物は歯全体を覆い、強度と安定性を持たせることで、歯をしっかりと守ります。
2.詰め物・被せ物の目的とは?
虫歯治療において、詰め物や被せ物は歯の機能を回復させるために不可欠な役割を果たします。詰め物(インレー)は、虫歯の部分を削り取った後、その空間を埋めることで歯の形を回復させ、元の機能を取り戻します。これにより、食べ物を噛む際の強度や安定性が回復し、歯が再び日常生活でしっかり使えるようになります。
一方、虫歯が大きく進行し、歯の構造が大きく失われた場合には、被せ物(クラウン)が使われます。被せ物は、歯の全体を覆って噛む力に耐える強度を提供し、歯の外観や機能を保つことができます。特に奥歯など、強い噛み合わせが必要な場所では、被せ物によってしっかりとサポートができます。
また、詰め物や被せ物は、虫歯の再発を防ぐ役割も果たします。しっかりと補うことで、歯の内部が外部の細菌や汚れから守られ、再び虫歯が進行するリスクを減らすことができます。
2. 銀歯、レジン、セラミックの特徴と違い
虫歯治療のために不可欠な詰め物・被せ物ですが、その素材にはいくつか種類があります。代表的なものとして、銀歯、レジン、セラミックが挙げられます。それぞれの特徴と違いを詳しく見ていきましょう。
1.銀歯の特徴とメリット・デメリット
銀歯は、その強度と耐久性が大きな特徴です。特に奥歯に使用されることが多く、噛む力に耐えることができるため、安定した使用が可能です。また、保険適用されるため、比較的安価で治療を受けることができます。
メリット
・強度が高く、食事中の圧力に耐える
・保険適用されるため、比較的安価
デメリット
・見た目が目立ちやすい
・金属アレルギーを引き起こす可能性がある
・歯との接着力が弱く、時間と共に歯に負担がかかる
・歯茎の黒ずみの原因になる
2.レジンの特徴とメリット・デメリット
レジンは歯科用プラスチックで、自然な歯の色に近いため、前歯など見た目を重視した部位に適しています。治療が短時間で済み、保険適用もされますが、強度には限界があり、長期的には摩耗や変色が見られることもあります。
メリット
・見た目が自然で歯に馴染みやすい
・治療が短時間で済む
・保険適用されるため、比較的安価
デメリット
・強度が弱く、長期間使用すると摩耗や変色することがある
・硬い食べ物を食べると欠けることがある
3.セラミックの特徴とメリット・デメリット
セラミックは、自然な歯の色に非常に近く、虫歯が再発しにくいという特徴があります。そのため、前歯にも奥歯にも適しています。また、金属を使用していないため、アレルギー反応を起こすことが少ないのもメリットのひとつです。ただし、保険適用外で高価なため、予算を考慮する必要があります。
メリット
・見た目が非常に自然で、歯の色に調和する
・表面がなめらかでプラークが付着しにくい
・長期間使用しても変形しにくい
・アレルギー反応が起こりにくい
デメリット
・基本的に保険適用外のため高価である
・割れたり欠けたりする可能性がある
3.選び方のポイント
1.保険適用と自費診療、どっちがいい?
虫歯治療においては、保険診療と自費診療の2つの選択肢があります。保険診療の詰め物は、銀歯やレジンなどが一般的で、費用が抑えられる点が魅力です。一方、自費診療では、セラミックや他の高品質な素材を使用することができ、見た目や耐久性に優れています。自費診療は費用が高くなりますが、長期間の使用や見た目にこだわる方におすすめです。
2.噛み合わせや場所による選択
素材選びは、使用する場所によっても変わります。前歯のように見た目が重視される部分では、セラミックやレジンが適しています。奥歯や噛み合わせが重要な部分では、銀歯やセラミックの方が耐久性や強度が高く、長持ちします。
4. 詰め物・被せ物を長持ちさせるためには
詰め物や被せ物を長持ちさせるためには、定期的な歯科検診や、毎日の歯磨きが不可欠です。特に、食後にしっかり歯を磨くことで、長期間にわたって効果を発揮します。また、噛み合わせの調整や食事中の注意も大切です。硬い物を避けることで、詰め物や被せ物の欠けを防ぐことができます。
5. よくある質問(Q&A)
Q1.銀歯で歯茎が黒ずむのはなぜですか?
A.銀歯に含まれる金属成分が歯茎に影響を与えるためです。時間が経つと、銀歯と歯茎が接する部分に金属イオンが溶け出すことがあります。この金属イオンが歯茎に作用し、色素沈着を引き起こして黒ずんで見えることがあります。また、歯茎が炎症を起こしやすくなることも影響する場合があります。
Q2.セラミックが虫歯になりにくいのはなぜですか?
A.表面が非常に滑らかで細菌が付着しにくいためです。銀歯やレジンなどの他の素材に比べて、セラミックは摩耗しにくく、汚れや食物が付着しづらい性質があります。また、歯と密着しやすいため、詰め物や被せ物の隙間から虫歯の原因となる細菌が入り込むリスクも低くなります。
6. まとめ
虫歯治療で使用する詰め物は、銀歯、レジン、セラミックなどさまざまな選択肢があり、素材によって見た目や耐久性が異なります。自分のライフスタイルや治療目的に合わせて、最適な素材を選びましょう。詰め物の選択をする際は、歯科医師とよく相談して、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
テラスモール松戸プランス歯科では、一般的な保険適用のものから、ハイブリッドレジン・オールセラミック・オールジルコニアなど審美性や耐久性が高いものまでさまざまな素材をご用意しています。患者様のご希望やご予算を丁寧にお伺いし、最善と思われる治療プランをご提案いたします。治療後も、一人ひとりに寄り添ったケアを行っていますので、歯に関するお悩みがございましたら、ぜひご相談ください。
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