虫歯・歯周病予防の基本!プラークコントロールとは

虫歯や歯周病は、気づかないうちに進行してしまうことが多いお口のトラブルです。これらを未然に防ぐために欠かせないのが「プラークコントロール」。しかし、プラークがどのように歯に悪影響を与えるのか、どうやって取り除けばいいのか、意外と知らないことが多いのではないでしょうか。この記事では、プラークコントロールの基本から自宅でのケア方法、歯科医院で受けられる専門的なケアまで詳しく紹介します。日々の習慣を見直して、虫歯や歯周病から大切な歯を守りましょう!

目次

・プラークコントロールとは
・プラークコントロールを怠ると起きるトラブル
・自宅でできるプラークコントロール法
・歯科医院でできるプラークコントロール
・よくある質問(Q&A形式)
・まとめ

1. プラークコントロールとは

1.プラークってなに?

まず「プラーク」とは、歯の表面に付着する白っぽく粘り気のある細菌のかたまりです。別名「歯垢(しこう)」とも呼ばれます。食べ物のカスではなく、唾液中の成分や口の中にいる細菌が集まって形成されるもので、ざらつきやネバつきを感じることがあります。特に、歯と歯茎の境目や歯と歯の間、詰め物や被せ物の周りにたまりやすく、うがいや水で簡単に落とすことができません。
また、プラークは食後すぐに作られ、放置すると約48時間で硬くなり歯石に変化します。プラークは歯磨きやフロスで落とすことができますが、歯石は硬いため、歯科医院で取り除く必要があります。歯石には凹凸があり、表面がザラザラしているため、その上にさらにプラークが付着。この悪循環が続くと、口内環境が悪化し、お口のトラブルが引き起こされます。

2.プラークコントロールとは

プラークの蓄積を防ぎ、口内環境を清潔に保つためのケアを指します。適切なプラークコントロールを続けることで、お口の健康を守り、さまざまなトラブルを未然に防ぐことができます。

2. プラークコントロールを怠ると起きるトラブル

1.虫歯

プラークが長時間歯の表面に残ると、細菌が食べ物に含まれる糖分を分解し、酸を生成します。この酸が歯の最外層であるエナメル質を溶かし始めることで虫歯が発生します。初めは痛みを感じにくいものの、進行すると歯の内部にまで侵食します。その結果、冷たいものがしみたり、強い痛みが生じることがあります。さらに悪化すると、神経まで達して激しい痛みが起こり、最終的には歯を失うリスクも高まります。

2.歯周病

プラークが歯と歯茎の境目にたまると、細菌が歯茎に炎症を引き起こし、歯周病の原因となります。初期段階では出血や軽い腫れが見られますが、痛みがないため気づきにくいのが特徴です。進行すると歯茎が下がり、歯が長く見えるようになったり、歯がぐらつき始めます。さらに放置すると、歯を支えている骨が溶けてしまい、最終的に歯が抜け落ちることもあります。

3.口臭やその他の影響

プラーク中の細菌は、食べ物の残りかすや唾液中の成分を分解する過程で、臭いのもととなるガスを発生させます。これが口臭の原因の一つです。また、プラークが時間の経過とともに硬い歯石に変わると、歯茎が腫れたり、出血を引き起こしたりすることがあります。その結果、口の中の不快感や炎症を悪化させる原因になります。

3. 自宅でできるプラークコントロール

1.丁寧な歯磨き

毎日の歯磨きは、プラークコントロールの基本です。歯ブラシはヘッドが小さく、毛先が柔らかいものを選ぶと、細かい部分まで磨きやすくなります。磨くときは、歯と歯茎の境目に毛先を45度の角度で当て、小刻みに優しく動かしましょう。特に歯と歯茎の間はプラークがたまりやすいため、意識して丁寧に磨くことが大切です。強くこすりすぎると歯や歯茎を傷つけることがあるので、力を入れすぎないように注意しましょう。

2.デンタルフロスや歯間ブラシ、洗口液の活用

歯ブラシだけでは歯と歯の間にたまったプラークをしっかり取り除くのは難しいため、デンタルフロスや歯間ブラシを使うのがおすすめです。デンタルフロスは狭い隙間に適しており、歯間ブラシは広めの隙間に効果的です。これらを使うことで、歯と歯の間のプラークをしっかり取り除くことができます。また、洗口液を併用することで、口内全体の細菌を抑制し、口臭予防にも役立ちます。これらのアイテムを組み合わせて使うことで、口腔ケアが一層強化されます。

3.生活習慣の見直し

プラークコントロールには、生活習慣の見直しも大切です。バランスの取れた食事を心がけ、糖分を摂りすぎないよう注意しましょう。糖分は細菌のエサになり、プラークを増加させる原因になります。また、間食を控えめにすることで、歯に付着するプラークの量を減らすことができます。さらに、ストレスを溜めないこともポイントです。ストレスが溜まると唾液の分泌が減少し、口内の自浄作用が弱くなります。

4. 歯科医院でできるプラークコントロール

1.PMTC

PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で、専門的な機械を使って歯科医院で行うクリーニングのことです。歯ブラシやフロスでは届きにくい部分にたまったプラークや歯石を、専用の器具を使って丁寧に除去します。これにより、虫歯や歯周病の予防効果が高まり、口内がすっきりと清潔になります。また、PMTCは歯の表面をツルツルにするため、再度プラークが付きにくくなるというメリットもあります。

2.定期検診

プラークのたまりやすさは人それぞれです。食生活や口の中の状態、歯の形や歯並びなどによって、プラークが溜まりやすい部分が異なります。歯科医院での定期検診は、これらを専門的にチェックしてもらえる大切な機会です。定期的な検診を受けることで、早期に虫歯や歯周病を発見でき、進行を防ぐことができます。

5. よくある質問(Q&A形式)

Q1. どのくらいの頻度で歯科医院に通うべき?

A.一般的には半年に一度の定期検診を受けることが推奨されます。しかし、虫歯や歯周病が進行しやすい方や、特別なケアが必要な場合は、自分に合ったペースで通院しましょう。

Q2. 電動歯ブラシは効果的?

A.電動歯ブラシは、手動の歯ブラシよりも効率的にプラークを取り除くことができるとされています。特に歯磨きが苦手な方や力を入れすぎてしまう方にとっては、電動歯ブラシが効果的です。ただし、使い方を間違えると逆に歯や歯茎に負担をかけることもあるので注意しましょう。

Q3. プラークと歯石の違いは?

A.プラークは歯に付着した細菌の塊で、食後すぐに歯ブラシで取り除くことができます。一方、歯石はプラークが長期間放置され、硬化してしまったものです。歯石は自分では取り除けないため、歯科医院での専門的なクリーニングが必要です。

6. まとめ

虫歯や歯周病を予防するためには、プラークコントロールが欠かせません。自宅での丁寧なケアと、歯科医院での専門的なチェックを組み合わせることで、健康な歯を長く維持できます。大切な歯を守るために、今日からできることを実践してみましょう!
テラスモール松戸プランス歯科では、PMTC、唾液検査、正しいブラッシング方法の指導などを通じて患者様のお口の健康を守るサポートをしています。「いつでも、誰でも、誰とでも気軽に通える歯科クリニック」を目指して日々診察をしております。お口のことでお悩みのことがありましたら、当院まで安心してご相談ください。

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