第一印象を大きく左右する「歯の色」。テレビや雑誌で見る芸能人の輝くような白い歯に憧れる方も多いのではないでしょうか。
ホワイトニングは、歯の黄ばみや変色を解決する効果的な方法として人気を集めています。しかし、「どんな種類があるの?」「痛みはあるの?」「効果はどのくらい続くの?」など、疑問や不安を抱えている方も少なくありません。
この記事では、ホワイトニングの基礎知識から種類、注意点、そして白さをキープするためのポイントまで、詳しく解説します。ぜひ最後まで読んで、あなたに合ったホワイトニング方法を見つけてください!
目次
- なぜ歯は黄ばんでしまうのか
- ホワイトニングの種類と特徴
- ホワイトニングの注意点
- 効果を長持ちさせるポイント
- よくある質問(Q&A形式)
- まとめ
1. なぜ歯は黄ばんでしまうのか
「昔はもっと白かったはずなのに、なんだか最近、歯の色が気になる…」そんなふうに感じたことはありませんか?そもそも、なぜ歯は変色してしまうのでしょうか?歯の色が変わる原因には、大きく分けて「外因性」と「内因性」の2種類があります。
1.外因性の着色
外因性の着色は、食べ物や飲み物、タバコなどに起因するものです。例えば、コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレー、しょうゆなどの色素が強い食品が歯の表面に付着し、時間をかけて色が定着していきます。また、タバコのタールも歯に付着して黄ばみや変色を引き起こします。
2.内因性の着色
年齢を重ねると、歯の表面にあるエナメル質が薄くなり、その下にある象牙質が透けて見えるようになります。これにより、歯の色が自然に黄ばんでいきます。また、幼少期にテトラサイクリン系の抗生物質を摂取したり、過剰なフッ素を摂取したりすると、歯がグレーや茶色っぽく変色することがあります。
2. ホワイトニングの種類と特徴
ホワイトニングには、主に「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」「デュアルホワイトニング」の3種類があります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
1.オフィスホワイトニング
歯科医院で、歯科医師や歯科衛生士によって行われるホワイトニングです。高濃度のホワイトニングジェルを塗布して光を照射することで、歯に付着した色素を分解して歯を白くします。
メリット
- 即効性がある:高濃度の薬剤を使用できるため、歯が白くなるスピードが早い
- 確実性が高い:専門家が行うため、安全かつ効果的。ムラなくキレイに仕上がる
- 短期間で完了:1~3回の治療で白さを実感できる
デメリット
- コストが高い:1回あたり2万円~5万円程度で、比較的費用が高い
- 知覚過敏が起きる可能性:高濃度の薬剤を使用するため、人によってはしみるなどの症状が出る
- 通院が必要:診療時間内に通院する必要がある
こんな方におすすめ
- 短期間で白さを手に入れたい方
- 結婚式や特別なイベントを控えている方
2.ホームホワイトニング
歯科医院で作製したマウストレーにホワイトニングジェルを入れて、専用のホワイトニングジェルを入れて装着する方法です。オフィスホワイトニングよりも低濃度のジェルを使用し、長時間かけて歯を白くしていきます。
メリット
- 後戻りが起きにくい:じっくり時間をかけて白くするため、後戻りしにくい
- 自分のペースでできる:自宅で、寝る前や家事の合間など、自分の都合の良い時間に行える
- 知覚過敏が少ない: 低濃度のジェルを使うため、しみる感覚が出にくい傾向
デメリット
- 時間がかかる:通常2~4週間程度の継続が必要
- 自己管理が必要:毎日継続する必要があり、忘れると効果が遅れる
こんな方におすすめ
- 自分のペースでホワイトニングをしたい方
- コストを抑えたい方
3.デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。
メリット
- 高い効果が期待できる:併用することで、より白く仕上がる
- 効果が持続しやすい:ホームホワイトニングで効果を定着させるため、白さを維持できる
デメリット
- コストが高い:両方の治療を行うため、5万円~8万円程度と高額
- 時間と手間がかかる:通院と自宅でのケアが必要
こんな方におすすめ
- 確実な結果を求める方
- 高い効果と持続性を重視する方
2. ホワイトニングの注意点
ホワイトニングにはメリットが多い一方で、いくつかの注意点があります。
1.白くできない歯がある
ホワイトニングの効果には個人差があり、元の歯の色や変色の原因によって白くなる度合いやスピードが異なります。特に、内因性の着色(テトラサイクリンによる変色や神経が壊死した歯など)は、効果が出ない場合があります。
また、詰め物や被せ物(クラウン)、ラミネートベニアなどの人工物にはホワイトニングの効果がありません。 そのため、ホワイトニング後に天然歯との色の差が目立つことがあります。
2.知覚過敏
治療中や治療後に、冷たいものや熱いものがしみることがあります。しかし、これは一時的なもので、通常数日~2週間程度で改善します。特にオフィスホワイトニングで高濃度のジェルを使用した場合に起こりやすい症状です。
3. ホワイトニングの効果を長持ちさせるコツ
せっかくホワイトニングで白くなった歯も、ケアを怠ると再び黄ばんでしまうことがあります。次のポイントに気を付けことで、白さを長持ちさせることができます。
1.着色しやすい飲食物や喫煙を控える
コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレーなど色の濃い食品の影響を受けやすいため、治療後48時間は控えるのが理想的です。また、どうしても摂取する場合はストローを使用したり、水で口をゆすいだりして着色を防ぎましょう。さらに、タバコのタールは歯の着色を加速させるため、白さをキープしたい方は、できれば禁煙を検討されることをおすすめします。
2.毎日のケア
ホワイトニング後も、丁寧な歯磨きを継続することが大切です。特に就寝前の歯磨きは重要で、唾液の分泌が減る夜間は、着色性の物質が歯面に残りやすくなります。また、フッ素配合や、ホワイトニング専用の歯磨き粉を使用するとなお良いでしょう。さらに、フロスや歯間ブラシを併用することで歯間の汚れを除去し、着色を防ぐことができます。歯ブラシだけでは落としきれない汚れもしっかりケアしましょう。
3.定期的なメンテナンス
定期的なメンテナンスとして、3~6か月に一度、歯科医院でのプロフェッショナルクリーニングを受けることをおすすめします。クリーニングでは、普段の歯磨きでは落としきれない歯垢や汚れを除去し、歯の表面を滑らかにするため、ホワイトニングの効果が長持ちします。
4. よくある質問(Q&A形式)
Q1.ホワイトニングで歯はどれくらい白くなりますか?
A.一般的に2~8段階程度明るくなることが期待できますが、個人差があります。元の歯の色や変色の原因、また選択するホワイトニングの種類によっても結果は異なります。
Q2.子どもにもホワイトニングはできますか?
A.一般的に18歳未満の方へのホワイトニングは推奨されていません。これは、子供の歯は未成熟で、薬剤の影響を受ける可能性があるためです。お子様の歯の変色が気になる場合は、まずは歯科医師に相談しましょう。
5. まとめ
ホワイトニングは、白く輝く歯を手に入れるための方法の一つです。どの方法を選ぶかは、ご自身のライフスタイルや予算に合わせて決めることが大切です。また、その効果を長期間維持するためには日々の心がけが必要です。自分に合ったホワイトニング方法を選び、効果をキープして素敵な笑顔を手に入れましょう。
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