松戸市の歯医者【テラスモール松戸プランス歯科】矯正歯科の選び方について解説！

千葉県松戸市の歯医者テラスモール松戸プランス歯科です。

矯正を始めるにあたって歯科医院選びは非常に重要です。最近では、一般歯科でもインビザラインなどの矯正治療に取り組んでいることも多く、月に一度だけ矯正専門医に診てもらえる歯科医院などもあります。矯正治療を取り入れている歯科医院が多いため、歯科医院選びに悩まれる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、安心して矯正治療を受けられるよう、矯正歯科の選び方について解説しています。ぜひ参考にしてください。

矯正歯科とその他の治療の違いとは？

矯正治療を受けるにあたってどこの歯科医院にすればいいのか迷われている方が多いと思います。矯正歯科で治療をしたほうがいいのか、それともほかの治療も診てもらえる一般歯科の方がいいのか、歯並びをきれいにするので審美歯科の方がいいのか「選択が難しい」と感じる方もいるでしょう。まずは矯正歯科、一般歯科、審美歯科の違いをご説明します。

矯正歯科

矯正歯科とは、矯正治療をメインに行っている歯科医院のことです。虫歯治療などの一般的な治療に一切取り組んでいないという矯正歯科が非常に多いです。

矯正治療は、歯科治療の中でも特に専門性が高い分野であり、歯科医師の資格を取得したからといってできるものではありません。また、いくつか講習を受講して学んだから実践できるというものでもありません。知識だけでなく、技術と経験が特に必要となる治療分野のため、矯正歯科専門医は矯正治療に特化して取り組んできた歯科医師が多いのです。

一般歯科

一般歯科とは、虫歯治療や歯周病治療、入れ歯治療などの一般的な歯科治療を行っている歯科医院のことです。最近では、一般歯科をメインに行っているけれど矯正治療も導入しているという歯科医院が増えました。

一般歯科で矯正治療も取り入れている歯科医院は大きく分けると以下の2つのパターンがあります。

一般歯科医が床矯正やインビザライン矯正など一部の矯正治療を取り入れている歯科医院
矯正歯科専門医が一般歯科医院に決まった曜日に来て矯正治療を行っている歯科医院

どちらの場合も、矯正治療と一般歯科治療の両方を診てもらえるため、非常に便利であるように思えますが、注意点もあります。それぞれ以下に解説します。

一般歯科医が一部の矯正治療を取り入れている歯科医院の場合

一般歯科治療をメインに行いながら、床矯正やインビザラインなどの一部の矯正治療だけを取り入れている歯科医院の場合は、特に気を付けなければいけません。床矯正やインビザラインなどの研鑽を積んでいる歯科医師も多いですが、矯正治療というのはすべての治療が理想通りに進むわけではありません。一部の矯正治療しか取り入れていない場合、予想外のトラブルが発生したときに対応できないこともあるのです。例えば、小児矯正の床矯正だけで十分な治療ができない場合は、ワイヤー矯正も必要になるケースもあります。

しかし、床矯正しか取り入れていない一般歯科ではワイヤー矯正には対応できないため、ワイヤー矯正を取り入れている別の歯科医院に通院しなければいけなくなります。こういったデメリットも踏まえると、最初から矯正の知識や技術、経験がある専門医がいる歯科医院に通った方がスムーズに治療を行えることもあるのです。

矯正歯科専門医が一般歯科に決まった曜日に来て矯正治療を行っている歯科医院の場合

矯正歯科専門医が一般歯科に決まった曜日に来て矯正治療を行っている歯科医院の場合、専門的な矯正治療を受けられ、一般歯科治療にも対応しているため、虫歯ができたときでもほかの歯科医院に通わなくて済むメリットがあります。

しかし、矯正歯科専門医が常勤でなければ、急なトラブルに対応してもらえません。また、矯正歯科専門医が辞めてしまい、突然歯科医師が交代することもあります。矯正歯科専門医が開業している歯科医院であれば歯科医師の交代がないため、急なトラブルにも対応してもらえるでしょう。

審美歯科

審美歯科とは、セラミック治療やホワイトニングなどの見た目を重視した治療を行っている歯科医院のことです。

審美歯科で歯並びをきれいにするための治療法として、セラミック治療があります。セラミック治療は、セラミックの被せ物をして歯並びや歯の形を整える治療法で、矯正治療のように歯並びを整えるのに数年もかかりません。数本の治療であれば1か月ほどで治療が完了するので、短期間で歯並びをきれいにできます。多忙な芸能人も、このセラミック治療で歯並びをきれいにしている方が多いです。

セラミック治療のデメリットは、自分の歯を大きく削らなければいけない点で、一度歯を削ってしまうと元には戻せません。場合によっては、神経を抜いて被せ物にすることもあります。歯は、神経を抜いてしまうと歯根破折などのトラブルを起こしやすく、寿命が短くなってしまうといわれています。短期間できれいな歯にできる治療法ですが、本当に自分の歯を削ってしまっていいのかよく検討したほうがいいでしょう。

矯正歯科を選ぶ7つのポイント

矯正治療は高額な治療費と数年単位の治療期間がかかる歯科治療です。失敗してしまうと取り返しのつかないことになることもあります。矯正治療を受けるのであれば誰もが納得のいく結果を求めるでしょう。そのためには、どの矯正歯科に通うかがとても重要になります。

矯正歯科を選ぶポイントは、以下の7つです。

日本矯正歯科学会の認定医かどうか
治療の実績があるか
カウンセリングを十分に行ってくれるか
悩みなどを相談しやすい歯科医師か
セファロ、CT、口腔内写真、模型で精密な検査を行っているか
予想外のトラブルに対応してくれるか
通院しやすい環境か

それぞれを詳しく解説します。

日本矯正歯科学会の認定医かどうか

矯正歯科治療に関して十分な知識があり、実績を積んでいる歯科医師は、日本矯正歯科学会の認定医・指導医・臨床指導医と認定されています。歯科医師の見た目だけでは認定医であるか判断できませんが、日本矯正歯科学会のホームページで検索すれば認定医かどうか確認することができます。

治療の実績があるか

治療の実績がある歯科医師に治療してもらえると安心でしょう。治療の実績はホームページなどで確認できることがあります。これまでの症例などを掲載している場合は参考になるのでチェックしてみましょう。

カウンセリングを十分に行ってくれるか

矯正治療を受けるうえでカウンセリングを十分に行ってくれるかはとても重要です。ほとんどの歯科医院では矯正の無料相談を設けています。矯正治療に関する悩みや不安は、治療を始める前に解決しておきましょう。また、カウンセリングを受ける際は、相談したいことを事前にまとめておくことをおすすめします。

悩みなどを相談しやすい歯科医師か

いくら治療の実績があり経験豊富な歯科医師であっても、悩みを相談しにくかったり相性が合わなければ、長期間通院することが苦痛になってしまいます。初回のカウンセリングの際に相談しやすい雰囲気の歯科医院か、きちんと患者の話を聞いてくれるかなどを確認するといいでしょう。

セファロ、CT、口腔内写真、模型で精密な検査を行っているか

矯正治療は最初の検査・診断がとても重要です。この検査・診断を誤ると治療が失敗してしまうこともあります。

正確な検査を行うためには、セファロやCT、お口の中や顔の術前術後の写真、模型が必要です。矯正歯科であればこのような設備が整っているはずですが、一般歯科の場合はセファロを設置していないところが多いです。セファロ撮影の結果を分析して、歯並びを数値化してからでないと緻密な治療計画が立てられません。セファロ撮影を行っていない場合は、おおよそな治療計画になっている可能性が高いでしょう。

予想外のトラブルに対応してくれるか

矯正治療中は装置が外れてしまったり、痛みが出たり、装置を紛失してしまったりと予想外のトラブルが起こり得ます。予想外のトラブルが起こると、患者さんは不安に感じるでしょう。急なトラブルにもしっかり対応してくれる矯正歯科であれば安心して通院できます。

通院しやすい環境か

矯正治療は数年単位で通院が必要です。治療法にもよりますが、月1回のペースで通うことが多いです。治療終了後の保定期間も定期検診に通うことになるため、所在地や診療時間帯、曜日、交通手段をよく確認し、自分が通院しやすい環境かよく確認しておきましょう。

矯正歯科の初診時に確認しておくこと

矯正歯科の初診時に確認しておくことは、以下の5つです。

治療にかかる費用
治療期間
抜歯が必要かどうか
装置の種類
治療のリスク

矯正治療は自由診療であるため、費用は歯科医院によって異なります。費用を確認するときには、支払い方法や毎月の調整料の有無なども確認しておきましょう。

下記のページもぜひ参考にご覧ください。
マウスピース矯正の費用はどれくらい？安く抑える方法も解説！

歯科医師に最初に伝えておくべきことは、以下の4つです。

自分の歯並びで気になるところ
どのような歯並びになりたいか
金属アレルギーの有無
結婚式など大切なイベントの有無（矯正治療期間中にある場合）

自分の歯並びで気になるところをどう治したいか伝えることで、歯科医師もその悩みを改善できるよう治療計画を立ててくれます。

金属アレルギーなどがある方は、患者さんに負担がかからない治療法を検討する必要があるため、配慮してほしい点は事前に伝えておきましょう。また、矯正治療期間中に結婚式や成人式、出産などの大切なイベントがある場合は事前に伝えておきましょう。「結婚式や成人式の際は見た目に配慮するよう対応してもらえるのか」「出産前後に通院できない場合はどうしたらいいのか」なども確認すべき重要事項です。